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August 19, 2011

欧米の認識と日本の認識

「日本の景気が悪化している。」

この認識は為替の世界でただしいのだろうか。

為替の世界に身をおいていると、世界各国のニュースを読む機会が必然的に増えるわけだが
欧米から伝わるニュースはどれも凄惨で、とても日本の景気が悪いなどと言っている雰囲気では
ないらしい。

米国の国債格付けがAAAから落ちたことも、ロンドンで暴動がおきたことも、ギリシャ国債が
デフォルトの懸念があることも、どれも欧米諸国にとっては大問題で、景気の悪化を認識せざるを
得ない状況にある、すなわち、「自国通貨は暴落する」と思う状態にあるということだ。

翻って日本だが、遠い昔からすでに日本の国債などいつ紙屑になってもおかしくないという状況が
予見される状態が続いているわけだが、実は、それもとくにあたらしく状況が悪化しているわけではなく
悪い状態が継続しているにすぎない。

そうやって考えると、欧米諸国の投資家が日本円に資金を集中させる気持ちがなんとなくだが理解できてくる。
このあとさらに円高が進むとみる向きは少なくとも、現状の日本の景気に無頓着な連中なのに違いないと
思うのである。

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